リアリティー回想記 「夢十夜」

もともとは創刊される予定の総合誌用読み切り漫画として依頼されたものが中止となり、スライドする形で週刊ヤングジャンプ月一シリーズ「リアリティー’88」の最初の作品として掲載される運びとなった事を覚えています。
かねてより夏目漱石の「夢十夜」、特に「第三夜」とラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の「骨董」の中の「常識」という話を映像化(漫画化)してみたいという願望がありました。担当編集者との打ち合わせで「夢十夜」をやってみてはと承諾をいただき、ネームにとりかかりました。

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