ぼくらのウルトラ冒険少年画報 (7)

「防空壕」追記
以前から何らかの形にしておきたいと考えていた漫画原案の「ぼくらのウルトラ冒険少年画報」。
その第一話「防空壕」を「読み物」として三回にわたってお送りしてきた訳ですがいかがだったでしょうか。

漫画を描く場合まず決められたページがあって、あらかじめそれに合わせて「ネーム」というコマ割りとセリフで構成された絵コンテのようなものを作っておきます。当然この段階で起承転結、「見せる絵」などをはっきり意識して組み立てていくのですが、活字で描く場合、テンポや絵と文字の情報量の違いからか当初考えていた表現が成立しにくい事に気づき、「読み物」として再構成してみました。

以降の予定ですが
第二話「長いトンネル」
第三話「秘密基地」
第四話「死体」
第五話「月の石」
最終話「夕暮れ」
と続きます。

主人公である「私」が「闇」への認識をさらに深くしていく展開の中、「人間にとっての根源的な闇」「恐れ、あるいは畏れの原点」とは何かを、子供の目を通しながら私なりの考察を織り交ぜ描いていくつもりです。
よろしかったらお付き合いください。

「ぼくらのウルトラ冒険少年画報 (7)」への2件のフィードバック

  1. 子供の視点から見た人間の畏れ、闇の原点、ノスタルジック風なホラー物、あるいは幻想小説とか好きなので(小松左京さんの「くだんの母」とか)第二話「トンネル」楽しみですね。

    中上健次さんの「熊野集」他1冊、結局読了できずに返却してしまいましたが「路地」界隈に住む人々を描いた作品あるいは著者の実体験。ドロドロしたリアル感があり長く読んでいると気が滅入りそうでした。南紀地方の情景の一面を少し感じ取れました。また機会があれば他の作品にも触れたいですね。

    最近の読書・・・岸田るり子さんの「出口のない部屋」、部屋に閉じ込められたそれぞれつながりのない3人の男女、だんだん記憶を取り戻していくと・・同じく「Fの悲劇」のサスペンスミステリー面白かったです。今注目のミステリー作家さんのようですね。
    後、名梁和泉さんの「マガイの子」、三津田信三さんのようなホラーミステリーかと思いきや和製クトゥルーのようでもあり少しミステリーどんでん返しも入っていたような・・。まあ批評に賛否ありますが自分はグングン読みました。面白かったです。これからも注目したい作家さんです。頑張ってほしいですね。

    それではまた来週を楽しみにしております。

    1. コメントありがとうございます。
      中上健次氏の小説は作家としてその生きざまを投影した様な作品が多いので少々ヘビーかもしれませんね。

      最近落ち着いて読書をする時間がなかなかありませんがミステリーは好物です。
      これからもいろいろ紹介して下さい。

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