木霊 continue (6)

新年最初にお目にかけるのは単行本「巨人真伝トキ」に同時収録されていて、木霊continue(1)、(2)で解説させていただいた「木霊」です。
電子書籍化の際、不明瞭なところが数ヶ所あったのでこの場で改めて全編ご覧いただく事としました。
今後続編もアップしていく予定なので、未読の方もぜひお楽しみください。

この作品は1987年週刊ヤングジャンプ35号に掲載されたものです。

「木霊 continue (6)」への4件のフィードバック

  1. 「木霊」ですね。未読の続編も是非、拝読したいです。
    本年はもしかしたら転職によって生活形態が変わったりまた夏前から試験勉強などによって滞るかもしれませんがなるべくコメントを記述しますので今年も宜しくお願いいたします。

    塔の中の女」読み終えました。「荒れ地の図書館でエレクトラと再会した
    オレステスは、城の中心部へ、塔の頂へと近づいていく。僕は永久に少年の
    まま年を重ねてゆくはずだった」というのがあらすじです。
    舞台はヨーロッパのどこか時代設定は不明。ファンタジーというより幻想小説
    という分類が当てはまる作品です。ガラクタでできた伯爵、荒れ地の図書館、
    巨大化する紙魚、塔の男と塔の女とは?などいろいろなギミックが面白かったですが
    読み終えてから1週間。作品内の話の流れとかつかみどころがないせいか早くも
    あやふやになりつつありますね。でも楽しめました。
    倉橋由美子さんの「スミヤキストQの冒険」や牧野修さんの「The End」の世界観に
    入れた方には面白く読めるのではないでしょうか。また再読したいですね。
    それではまた。

    1. 「塔の中の女」の感想ありがとうございます。
      複雑かつ奔放な内容に聞こえますが、興味がわきました。読んでみたいです。
      こちらこそ今年もよろしくお願いいたします。

  2. 「塔の中の女」、奔放な内容ではありましたが文体は読みやすい感じでした。
    「スミヤキストQの冒険」の倉橋由美子さんのあとがきからの受け売りですがこういう
    メタ幻想的な作品に対して深読みや考察するのもいいのですが一つの小説、作品として楽しめばいいという言葉に共感を得たのを覚えています。

    訂正がございます。
    「The End」の著者は牧野修さんではなく倉阪鬼一郎さんでした。両者とも怪奇幻想作家と言う肩書が似合うこの分野の中堅的な存在のお二方であります。混同してしまったのでしょう。
    今頃の季節になると数年前「カゴメ」を求めて国会図書館に赴き探し出しコピーしてもらったのを思い出します。先生もお身体にお気を付けくださいませ。私は昨日職場屋上でやった室外機の霜落とし作業(毎年恒例、このおんぼろビルめ)のせいか少し鼻がグズグズ、頭がポワンポワンしています(笑)。
    それではまた。

    1. わざわざの訂正ありがとうございます。
      私も「メタもの」に関しては様々な振れ幅が脳を柔軟にしてくれる気がして好みです。
      お身体に気を付けてお仕事頑張ってください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です