闇に生きる非情の殺人師・トキ。この男には、過去がなかった。
何処で生まれ、何処で育ち、どんな流転を重ね、今、ここにいるのか。
その空白を埋めるかのように、一刀必殺の太刀を構え、トキはただひたすら非道を往く。
ある依頼が、トキの運命を変えた。山奥の神官から聞かされた巨人・大太(たいたら)の謎。
そして、トキの夢に現れては消える謎の少女の出現。この謎の少女を求め、空白の過去を求め、トキと魔族の戦いが始まった。
巨人・大太の謎は?トキの秘められた宿命は?修羅の死闘の果てに、やがて訪れる驚愕の神話とは!?
文明の終焉と神話の復権を告げ、トキの太刀が光る!!
1989年に週刊ヤングジャンプに掲載されていた作品です。
1987年に読み切り掲載された短編ホラー「木霊」も収録されています。
1990年集英社刊行。全210ページ。
以下の方法で閲覧・購入ができます。
漫画図書館Z様(有料PDF版有) Amazon Kindle版
漫画図書館Z様では無料閲覧も可能です。
感想などお待ちしております。
巨人真伝トキですね。少しの間ヤングジャンプを定期的?不定期?に購読していたころにこの作品に出合ったのが最初でしたか。また現在も単行本を持っています。
極道的な主人公、巨人の身体各器官がモチーフの魔族たち、それらとの死闘、巨大な脳、そしてラストの巨人の出現、主人公と少女の正体と単刊ながら盛りだくさん、まとまっていてとても面白い作品でした。
今夜、晩酌しながら久しぶりに読み返したいですね。(明日、休日なので)
映画業界の誰かがこの作品を目にとめて特撮映画化しないでしょうか?
どの俳優さんにするか魔族をもう少し増やすかなど創造すると楽しいですね。
それではまた。
コメントありがとうございます。
リアリティー回想記が終わったら、「巨人真伝トキ」「木霊」についても書いていこうと考えています。
お楽しみに。